生産ラインスタッフ

株式会社ウッディパーツ
2010年 入社

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Q.サニーライブグループ(ウッディパーツ)を選んだ理由は?
A.実は、父方も母方も祖父が大工を営んでいました。そのため、私が育った実家には祖父が建てた納屋がありました。幼い頃から納屋の大きな梁や柱、そして、のこぎりや金槌などの大工道具を目にしていたので、自然と建築や木材に携わる仕事に就きたいと思うようになりました。
サニーライブグループを初めから知っていたわけではなく、仕事探しをしていた時に「ウッド」の文字を見つけ、「きっとここなら木材を扱っているに違いない」と即決しました。
今年で入社7年目、毎日木材に囲まれて建築構造材を加工する仕事をしています。
Q.お仕事について、大変だったこと、やりがいを教えてください
A.入社当初は「寸」や「尺」といった独特の単位に馴染めず、簡単なサポート作業にも苦戦しました。また、構造材の加工は基本的に機械で行いますが、複雑な加工は手仕事なので、持ち慣れない丸ノコを使った作業などは覚えるまで大変でした。
また、木も生き物なので1つとして同じものがなく、木の質を見極めながら迅速に加工を進める必要があるため、入社して7年経った今でも技術を磨き続けることの大切さを感じています。

達成感を感じるのは、生産ラインを1度も止めることなく手仕事作業なども同時に完了させた時や、1日が終わった時に、予定より多く生産できたと感じた時です。自分の技術が向上すれば生産量も確実に増えるので、直接やりがいに繋がります。
Q.生産の仕事に向いているのはどんな人ですか?
A.生産の仕事はメーカーから仕入れた木材を、CADオペレーターが構造チェックした図面に沿って加工するという仕事です。
加工は機械を通して行いますが、加工前に人の目で材料となる木材の品質を厳しくチェックします。また、加工後の再検品で加工精度をチェックする必要があるため、2人1組で作業を行い、ダブルチェックで品質と加工精度を保っています。
そのため、まずは検品から学び、木の性質やクセを見極める技術を身に付けます。ただ木材を機械に通すのではなく、その材が住宅のどこに使われるのか理解した上で、適切な木材を選びます。
例えば、人目に付く部分に使われる化粧柱などは当然見た目の綺麗なものを選びますし、木肌(木表)や反りを確認してから機械に通します。このようなチェック項目が数多くあるため、生産ラインをスムーズに流すには木を見極める技術を自主的に磨くことが求められます。

スタッフ1人が1日に加工する木材の本数はトータルで700~800本になります。生産ラインが止まらないようスムーズに機械加工の作業を進めつつ、合間を見て手仕事の加工作業を行ったり、定期的に機械の調子をチェックしメンテナンスも行います。当然、加工精度や生産スピードを落とさない努力が常に必要です。

こうした繰り返し作業の中でも、常により良い仕事を求めて能力を上げていくには根気が必要です。粘り強い人、忍耐強い人、何にでも挑戦する前向きな人が向いていると思います。
また、木が好きな方や木造建築に興味がある方、モノづくりが好きな方や手先が器用な方は、是非ウッディパーツで一緒に挑戦して欲しいです。