CADオペレーター

株式会社ウッディパーツ
2004年 入社

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Q.現在のお仕事内容を教えてください
A.22歳で入社してかれこれ14年、CADオペレーターの仕事をしています。本当は家具職人に憧れてCADの仕事ができるサニーライブグループに入社したんですが、入社してみたら家具職人の仕事ではなかったですね(笑)
でも住宅の図面を描いてみたら結構面白くて、取り敢えず続けてみようと働いていたらそのまま14年経ちました。

現在は課長職に就いているので、部下に案件を割り振る作業が重要な仕事の一つです。営業が受けてきた案件は全て私に連絡が入るので、社内だけでなく国内・国外の外注先に、その技術レベルに合わせて指示を出しています。勿論、私自身もCADオペレーターなので、建築士や工務店のお客様と直接打ち合わせやヒアリングを行うことも多いです。
Q.どんな時この仕事に遣り甲斐を感じますか
A.CADオペレーターの仕事はものづくりの工程の1つです。ウッディパーツの場合、建築物を建てる上で必要不可欠な柱や梁といった木の構造材を加工するための図面データを作成していますが、例えばそれが住宅の図面であれば「家」という人生において最も大きなものづくりに携わっているということになります。自分が手がけた図面で誰かの住まいが建つ、その過程を味わえるのはこの仕事ならではだと思います。
ただ、あくまで工程の1つなので、手がけた図面を元に加工された木材が工期に沿って現場に届き、無事に上棟日(家の構造が組み上がった日)を迎えたと営業から連絡を受けた時に、安堵とともに達成感を得ます。

それから、部下の成長を感じるとやはり嬉しいです。例えば、図面データの進捗を確認した時にこちらが想定している以上に細かいところまでしっかりチェックしていて驚いたり、予定していたスケジュールよりも早く仕上げてきて「次の仕事ありませんか?」と声をかけられた時などは「やるな!」と喜んで次の案件を渡しています。
Q.CADオペレーターに必要な心構えとは?
A.オペレーターなら誰しもが感じていることだと思いますが、この仕事では正確な図面データを作成することが最も重要です。「こんなものかな」と妥協したデータを作り、そのデータに沿って木材が加工されてしまうと、いざ現場で大工さんが家を建てようとした際に誤差が生じて家が建たないという非常に大きな問題に繋がります。
そうなると工事は中断せざるを得なくなり、最悪の場合、家の完成が遅れてしまうことになります。これは自分だけの問題ではなく、家の完成を待っている建築主をはじめ、工事している工務店や現場の大工さんなど、関わっている全ての人に迷惑がかかります。
建築物としていかに実現可能な正しい図面を作ることができるか、その為に細部まで気を抜かずにチェックできるかが大切です。
Q.仕事も一緒に楽しめる仲間を募集しています!
A.CADオペレーターは、未経験の方でも始められる仕事です。例えば「住宅関係の仕事に興味がある」「パソコンの操作が苦じゃない」という方、大工経験がある方にもぜひ挑戦して欲しいです。
そして学生さんには何でも気楽にやってみることをお勧めしたいです。仕事のことだけでなく遊びでも、自分の気持ち次第で思った以上に楽しめることがたくさんあると思います。自分が採用の面接を担当するならば「どれだけ勉強してきたか」よりも「どれだけ楽しい学生生活を送ってきたか」を聞きたいですね。精一杯楽しむことができる人は、仕事も精一杯勤しむことができる人だと思っています。

もう1つ、現在働いているオフィス環境について言うと、他では見ないくらい恵まれた環境だと思います。2017年に工場の2階に建てた木造オフィスは、自社で生産したプレカット材を使用し、天井も高く明るい大空間になっています。今後はフリーアドレス制度も積極的に取り入れて、もっとオペレーター同士が交流しやすい雰囲気にしたいと考えているので、ぜひ新しい仲間を迎えてさらに楽しい職場にして行きたいです。